ささき

予防接種について

お子さんには接種可能なワクチンはすべて接種してあげてください ワクチン接種は平日午後 (14:00~15:30) の時間帯に予約制で行っています。電話での予約も可能です。平日午前や夕方、土曜日の午前の診療時間帯にも接種します。予め御予約ください。卵アレルギーなどを持っておられるお子さんに対するワクチン接種も積極的に行っています。

ワクチン接種の間隔

生ワクチン(BCG、麻疹・風疹、おたふくかぜ、みずぼうそう、ロタウイルス)
不活化ワクチン(3種混合、ヒブ、肺炎球菌、不活化ポリオ、日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎など)
・生ワクチン → 次のワクチン : 4週間以上あける
・不活化ワクチン → 次のワクチン : 1週間以上あける (3~4週間あけることが望ましい)
※種々の事情でやむをえない場合、ワクチンによっては同時接種が可能です。ご相談ください。

推奨される予防接種のスケジュール

★ 生後1か月の時点で、予防接種のスケジュールをたててあげましょう。
区役所から接種日の連絡が来るもの(保健所で集団接種)BCG:生後4か月ごろ(6か月までに接種します)

① 生後2か月になったらヒブ、肺炎球菌、ロタウイルスワクチンを開始する(ヒブ、肺炎球菌は3回、ロタは2回接種)。
同時接種が原則です。
※この時B型肝炎ワクチンも接種できます(3回接種)

② 3か月になったら3種混合ワクチンと不活化ポリオを開始する。1か月間隔で3回接種
※ 2012年11月からは4種混合ワクチン(3種混合+不活化ポリオ)も接種できるようになります
※ ロタウイルスワクチンは遅くとも生後15週までに接種を開始します
※ ①、②のワクチン接種の間にBCGが入っても構いません

★  1歳になったら

① なるべく早く麻疹(はしか)・風疹(MR)ワクチンを接種する。 MRワクチンは2歳を過ぎると任意接種(有料)になります
② 続いて水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)も接種されることをおすすめします(任意接種)
※ 水痘とおたふくかぜワクチンは同時接種もできます。
※ 水痘ワクチンは3-6か月間隔の2回接種が推奨されています
③ 3(4)種混合、不活化ポリオ、ヒブ、肺炎球菌ワクチン。1期から1年後に追加接種

★  3歳を過ぎて

日本脳炎ワクチン:1か月間隔で2回、1年後に追加接種

★  小学校入学前年の4月から入学される年の3月まで(幼稚園年長児)に麻疹・風疹ワクチンの2期を接種

この時期におたふくかぜワクチンの2回目の接種を行うことが世界標準です(それまでにかかっていない場合)

★  中学1年生から高校1年生の女子

子宮頸がん予防ワクチン。1(~2)か月間隔で2回、半年後に1回

ヒブワクチンについて

ヒブワクチンは髄膜炎や、菌血症、急性喉頭蓋炎などの重篤な感染症を起こす“ヒブ”という細菌からこどもを守るワクチンです。この菌による髄膜炎は重症で、日本では毎年100~200人前後のお子さんが亡くなったり、重篤な後遺症を残したりしています。ヒブによる感染症は、感染早期には診断が困難なことが多く、その点からもワクチンによる感染予防が必要です。ヒブワクチンは日本以外の先進国では以前から接種されていて、その有効性や安全性は確立しています

★  ワクチン接種対象者と接種スケジュール

① 生後2か月から7か月未満のお子さん
1か月間隔で3回、1年後に追加接種1回(計4回)
3種混合ワクチンとの同時接種もできます

② 7か月から11歳未満のお子さん
1か月間隔で2回、1年後に追加接種1回(計3回)

③ 1歳以上5歳未満のお子さん
1回接種

5歳以上のお子さんは原則として接種不要です
髄膜炎からお子さんを守るため、接種されることをお勧めします。

肺炎球菌ワクチンについて

肺炎球菌は菌血症、細菌性髄膜炎、肺炎などの小児の重症感染症の原因となるだけでなく、中耳炎や副鼻腔炎の主要な原因菌です。特に3歳未満のお子さんでは、この細菌に対する抗体ができにくいために、繰り返して感染する可能性があります。髄膜炎を発症すれば、死亡したり、重篤な後遺症を残すこともあります。

肺炎球菌ワクチンはこの肺炎球菌感染症の約70%以上に効果があるワクチンです。ヒブワクチンと共に接種することで、髄膜炎などの重症感染症に罹患するリスクを大幅に減らすことができ、中耳炎や副鼻腔炎などの頻度もある程度減らすことができます。尚、高齢者用の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)は小児には効果がありません。

標準的な接種方法は3種混合ワクチンやヒブワクチンと同様で、生後2か月を過ぎてから、1か月間隔で3回接種し、月齢12か月から15か月の間に追加接種します。3種混合ワクチンやヒブワクチンとの同時接種もできます。接種開始年齢が上がるとともに必要とされる接種回数は減りますが、できれば乳児期早期に開始されることをお勧めします。

子宮頸がんワクチンについて

子宮頸(けい)癌は我が国では20歳代から30歳代までの若い女性の死因の第一位を占めており、年々増加している病気です。現在、1年間に約10000人の女性がこの病気にかかり、約3500人の方がなくなっていると推定されています。子宮がん検診で早期に発見されないと、死亡に至らないまでも、大切な子宮を失うことがあります。この病気は、全女性の約80%が一度は感染するヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で起こります。多くの人は自然治癒するのですが、一部の方では感染後数年して、感染部位が癌に変化します。また、自然治癒した方も充分な免疫ができないため、再感染する可能性があります。

このウイルスにはいくつかの種類があるのですが、癌を引き起こすタイプはHPV16型と18型が大部分を占めており、日本人の60-70%がこの型のウイルスで癌が発生しています。子宮頸癌予防ワクチン(サーバリックス)を感染前に接種することにより、この2種類のウイルス感染を約20年間にわたってほぼ100%予防できます。つまり、サーバリックスは子宮頸癌の約60-70%を予防できることになります。

ワクチン接種以前に感染が成立している場合や、他の型のウイルス感染で癌になる可能性もあることから、ワクチンを接種しても、子宮がん検診を受けることは必要です。 ウイルスに感染する前(小児期)にワクチンを接種しておくことが理想ですが、45歳までの女性への接種が勧められています

接種対象者 10歳から45歳までの女性
接種方法 3回の接種が必要です。
1か月間隔で2回 → 1回目から6か月後に3回目を接種
副作用 接種部の発赤、腫脹(はれ)などが主で、重大な副作用はほとんど認め られておらず、既に100か国以上で使用が認められています
費用 2011年1月から、中学1年生から高校1年生までの方は無料で接種できるようになりました。それ以降の年齢の方は任意接種となり、費用が高額(1回15000円前後)ですが、女性の命と子宮を守るために是非必要なワクチンです

不活化ポリオワクチンについて

 2012年9月1日から不活化ポリオワクチン接種が始まります。従来接種されていた生ワクチンは飲むワクチンでしたが、不活化ワクチンは注射するワクチンです。注射部位の腫れや接種後の発熱など、軽微な副作用は一定頻度出現しますが、従来の生ワクチンで問題となっていたワクチン接種によるポリオ様麻痺発症のリスクはなくなります

★  標準的な接種スケジュール

生後2か月から90か月までのお子さんが接種の対象です。
①既にポリオ生ワクチンを2回接種されているお子さん
不活化ポリオワクチンの接種は不要です。

②ポリオワクチンを初めて接種するお子さん
不活化ワクチンを4回接種します。
1か月(3-8週)間隔で3回 → 12-18か月後に4回目 

③生ワクチンを1回だけ接種されているお子さん
不活化ワクチンを3回接種します
1か月(3-8週)間隔で2回 → 6か月後に3回目 

④既に不活化ポリオワクチンを何回か接種されているお子さん
残りの接種を②に準じて行います

※不活化ポリオワクチンは他のワクチンとの同時接種も可能です
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